25.ただその四十分の為だけに(「告別演奏會顛末記」その後)(7) 昼休みが終了し五時限目の授業開始のチャイムが鳴り始めても、クマは図書室から出 ようとはせず、机の上のレポート用紙の束を前に座ったままだ。昨夜から殆ど一睡も 出来なかったせいで…
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